【写真:Getty Images】
【ヴィッセル神戸 2-0 上海上港 ACL決勝トーナメント1回戦】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦のヴィッセル神戸対上海上港戦が7日に行われ、2-0の勝利を収めた神戸が初の準々決勝進出を果たした。
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天皇杯王者としてクラブ初のACL出場を果たした神戸は早々とグループ突破を確定。突破決定後の2試合には敗れたもののグループG首位を確保し、グループHを2位通過した中国の上海上港と8強進出を争うことになった。
90分のみで勝者が決まる一発勝負、先手を取ることに成功したのは神戸。前半31分、山口蛍のパスを受けたアンドレス・イニエスタがエリア内での横方向へのドリブルから左足でシュートを放つと、密集するDF陣の足元を抜けたボールはGKに触られながらもネットに転がり込んだ。
上海上港は元ブラジル代表のMFオスカルがやはり危険な存在となり、36分にはわずかに枠を外れる直接FKで神戸のゴールを脅かす。だが神戸も古橋亨梧やドウグラスのシュートなどで追加点をうかがいつつ、1点リードで前半を折り返した。
さらに後半立ち上がりの50分には神戸が追加点で大きく勝利を引き寄せる。古橋が左サイドのゴールライン際から入れたクロスに西大伍が飛び込んで合わせ、バウンドしたボールはGKの伸ばした手の先を越えてゴール右隅へ。リードは2点となった。
その後もイニエスタや古橋が良い形でシュートを放つなど神戸が優位に試合を進める。だが68分にはイニエスタが右足太腿を痛めた様子でピッチに座り込み、そのまま交代。自ら歩いてピッチを後にしたが、今後の戦いに向けて不安の残る状況となった。
スコアはそれ以上動かず、落ち着いて無失点を守った神戸が2-0の勝利で8強進出。目標とするアジア制覇まであと3勝に迫った。
【得点者】
31分 1-0 アンドレス・イニエスタ(神戸)
50分 2-0 西大伍(神戸)
【了】