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最高額のイングランド人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング6~10位。マンCのダイヤモンドが急成長!

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6位:マンCのダイヤモンド

フィル・フォーデン
【写真:Getty Images】

MF:フィル・フォーデン(イングランド代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:2000年5月28日(20歳)
市場価値:6000万ユーロ(約72億円)
今季リーグ戦成績:8試合出場/2得点1アシスト

 世界トップクラスの資金力を誇るマンチェスター・シティには、毎年のようにビッグネームがやって来る。その中で、トップチームの分厚い壁に阻まれクラブを去っていく下部組織出身者も少なくない。しかし、この男だけは違う。20歳にして、すでに貴重な戦力となっている。

 足下の技術に優れたレフティーは、トップ下、インサイドハーフ、ウイングでのプレーを可能としている。視野の広さとプレービジョンにも長けており、そうしたスタイルからダビド・シルバの後継者だという声も多い。また、ここ最近は得点に絡む機会も増加。より危険な選手になっている。

 今年にイングランド代表デビューも果たした若きMFの市場価値は右肩上がりで、現在の金額は自身最高の6000万ユーロ(約72億円)。イングランド人の中では6番目に高い数字だ。ただ、ジョゼップ・グアルディオラ監督が「ダイヤモンド」と称した男は、まだまだ成長への道をひた走る。

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30号_表紙_fix

『フットボール批評issue30』


定価:本体1500円+税
プレミアリーグ謀略者たちの兵法

≪書籍概要≫
監督は謀略者でなければならない。それが世界最高峰の舞台であるプレミアリーグであればなおのことだ。さらに中堅以下のクラブを指揮している場合は、人を欺く行為こそ生存競争を勝ち抜くために必要な技量となる。もちろん、ピッチ上における欺瞞は褒められるべき行為で、それこそ一端の兵法と言い換えることができる。
BIG6という強大な巨人に対して、持たざる者たちは日々、牙を研いでいる。ある監督は「戦略」的思考に則った「戦術」的行動を取り、ある監督はゾーン主流の時代にあえてマンツーマンを取り入れ、ある監督は相手によってカメレオンのように体色を変え、ある監督はRB哲学を実装し、一泡吹かすことだけに英知を注ぐ。「プレミアの魔境化」を促進する異能たちの頭脳に分け入るとしよう。



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【了】

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