【写真:Getty Images】
ドイツ1部のフランクフルトに所属する長谷部誠は、やはり今季限りで現役を引退することが見込まれるようだ。アディ・ヒュッター監督が見通しを示した。
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フランクフルトは現地時間5日に行われたブンデスリーガ第10節の試合でボルシア・ドルトムントと対戦したが、ベンチ入りした長谷部は出場せず。今季開幕から7試合は先発フル出場が続いていたが、その後の3試合は不出場となった。
試合後の会見で長谷部の状況について質問を受けたヒュッター監督は、今季限りでの引退が見込まれる長谷部が不在となる来季以降のことも考えた選手起用を行っていると説明した。クラブ公式ウェブサイトが会見の様子を伝えている。
「彼は私が今まで指導してきた中でも最高のプロフェッショナルの一人だ」とヒュッター監督は長谷部を称賛。だが「マコトが出場すれば(エヴァン・)ヌディカか(マルティン・)ヒンターエッガーのどちらかが出場しないということになる。それは諸刃の剣だ」と続けた。
「(来年1月で)37歳になるマコトは、夏にはほぼ確実に選手キャリアを終えることになるだろう。我々は彼がいなくても戦い続けられるようにマネジメントしていかなければならない」と指揮官は他の選手を起用する理由を語った。
長谷部は今年5月にフランクフルトとの契約を1年間延長した際に、引退後のアンバサダー就任の契約も交わした。その後のドイツメディアのインタビューなどでは、必ずしも今季が最後のシーズンになるとは限らないとも話していたが、少なくとも監督は引退を見据えているようだ。
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