リーガエスパニョーラ第12節のビジャレアル対エルチェ戦が現地時間6日に行われる。ビジャレアルの日本代表MF久保建英は、リーグ戦で今季2度目の先発出場を飾ることができるだろうか。

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　今季ビジャレアルでリーグ戦11試合全てに出場している久保だが、そのうち10試合が後半途中からの交代出場。先発出場は第7節カディス戦の1試合のみにとどまっている。

　一方でヨーロッパリーグ（EL）ではここまでグループステージの全5試合に先発出場。だが3日に行われたスィヴァススポル戦では見せ場を作れずに58分と早い時間でベンチに下がり、現地メディアからも厳しい評価を受けることになってしまった。

　ウナイ・エメリ監督はエルチェ戦に向けた5日の会見で久保の現状についてコメント。「周囲からの要求は大きいが、私はもっと我慢強く対応している」「彼は要求に適応しなければならない」「私は選手が沈んでいる時こそ側にいるようにしている」と述べ、引き続き久保を長い目で見守るべきだと主張している。

　スペイン紙『アス』や『スーペルデポルテ』などではエルチェ戦に向けて久保のベンチスタートを予想。ビジャレアル攻撃陣の右サイドにはサムエル・チュクウェゼ、左サイドにはアルフォンソ・ペドラサの先発が予想されている。一方で『マルカ』は、ペドラサではなく久保を先発予想図の左サイドに入れている。

　久保にとっては苦しい時期が続く中、ビジャレアルは公式戦13戦無敗と好調を維持している。先発であれ交代出場であれ、久保としてはチャンスが訪れれば確実にアピールしたいところだ。

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