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徳島ヴォルティスのJ1昇格決定はならず。水戸ホーリーホックに敗れて持ち越し

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】

 明治安田生命J2リーグ第39節の試合が6日に各地で開催された。J1昇格に王手をかけていた首位の徳島ヴォルティスだが、今節で昇格を決めることはできなかった。

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 4試合を残して3位のV・ファーレン長崎に勝ち点10ポイント差をつけた徳島は、あと1勝を挙げれば自力でのJ1昇格が決まる状況。今節はアウェイで12位の水戸ホーリーホックと対戦した。

 だが両チーム無得点で前半を折り返したあと、62分には平塚悠知が直接FKからゴール左上へ鮮やかなシュートを突き刺して水戸が先制。68分にはPKを獲得した徳島だが、垣田裕暉のシュートはGK牲川歩見のセーブに阻まれてしまい、そのまま0-1での敗戦に終わった。

 徳島は敗れても長崎の結果次第で昇格が決定する可能性があったが、長崎はホームでモンテディオ山形に1-0の勝利。86分にCKからのボールに合わせた富樫敬真のヘディング弾で1点を奪い、徳島の昇格決定を阻んだ。

 昇格圏の2位に位置するアビスパ福岡はホームでツエーゲン金沢と対戦。2点を先行される苦しい展開となったが、終盤に田邉草民と遠野大弥の連続ゴールで追いつくことに成功し、2-2のドローで勝ち点1を確保した。

 勝ち点80の徳島が首位に立つ状況は変わらず、残り3試合で1勝すれば昇格が決まる。2位の福岡は勝ち点75、3位の長崎は73となり、その差は2ポイントに縮まっている。ジェフ千葉に0-1で敗れた4位のヴァンフォーレ甲府は2位浮上の可能性が消え、昇格争いは完全に3チームに絞られた。

【了】

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