【写真:Getty Images】
チェルシーで長年にわたって活躍したほか、レアル・マドリードやミランなどでもプレーした元ガーナ代表MFのマイケル・エッシェン。14年前の12月には、プレミアリーグでとんでもないスーパーゴールを叩き込んだこともあった。
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中盤の大黒柱として、決してゴールを量産する選手というわけではないが、ビッグマッチで衝撃的なゴールを記録してみせたことも少なくない。8年間在籍したチェルシーでは2度のクラブ年間ベストゴール賞も受賞している。
そのうちひとつは2008/09シーズン、チャンピオンズリーグ準決勝のバルセロナ戦で決めたダイレクトボレー。エリア手前で浮き球パスに合わせ、左足でクロスバーの下を叩く絶妙なコースへと叩き込んだ一撃だった。
年間ベストゴールに選ばれたもうひとつのゴールは、2006年12月10日に行われたアーセナルとのロンドンダービーで決めたもの。プレミアリーグ公式ツイッターアカウントでは、今月3日にエッシェンが38歳の誕生日を迎えたことを祝ってこのゴールを紹介している。
現チェルシー監督であるフランク・ランパード氏が左サイドからの横パスをペナルティーアーク手前で受けると、後方から駆け上がってきたエッシェンに落とす。ゴールまではまだかなりの距離があったが、迷わず振り抜いた右足から放たれたボールはポスト左に外れるかと思われたコースからしなるような弧を描いてゴールマウスを捉え、イェンス・レーマンの伸ばした手も届かないギリギリのコースからネットへと突き刺さった。