目次
●「10位:D・シルバの21番を継承した男」フェラン・トーレス
●「9位:シメオネ監督の下で才能開花」マルコス・ジョレンテ
●「8位:ペップが惚れたマエストロ」チアゴ・アルカンタラ
●「7位:スペイン2強が狙うレフティー」ファビアン・ルイス
●「6位:ラツィオの司令塔」ルイス・アルベルト
10位:D・シルバの21番を継承した男
【写真:Getty Images】
FW:フェラン・トーレス(スペイン代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:2000年2月29日(20歳)
市場価値:4500万ユーロ(約54億円)
今季リーグ戦成績:7試合出場/1得点1アシスト
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6歳でバレンシア下部組織に入団したウインガーは、2017年にトップチームデビューを果たしている。本格ブレイクとなったのは昨季で、リーグ戦では34試合で3得点4アシストを記録。数字的には物足りない気もするが、切り札として残したピッチ上でのインパクトはまさに絶大だった。
しかし、バレンシアが深刻な財政難に陥ったことで、20歳の若者は放出の対象に。そして今夏、マンチェスター・シティ移籍が決まった。同選手はバレンシア退団後に「(マルセリーノ解任の件で)イ・ガンインと僕は犯人扱いをされた」と古巣での苦悩を告白。この発言は話題となった。
シティではここまでコンスタントに出場機会を確保。本職のウイングだけでなく、センターフォワードでも質の高いプレーを披露している。このまま幼少期のアイドルであるダビド・ビジャも指揮したジョゼップ・グアルディオラ監督の下で覚醒なるか。21番を身に着ける男に引き続き注目だ。