【写真:Getty Images】
SNSに不適切な投稿を行なったとされる33歳のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの行為について、11月30日にマンチェスター・ユナイテッドがクラブの公式サイトを通じて声明文を発表している。
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現地時間11月29日に行われたサウサンプトン戦で2得点1アシストの活躍を見せたカバーニ。試合後、同選手のインスタグラムにファンから「これだから大好き、マタドール(カバーニの愛称)!」のメッセージが寄せられた。その気持ちに答える形でカバーニが「ありがとう、ネグリート」と投稿している。
直訳すれば「黒人の子」などの意味となるスペイン語の「ネグリート」は人種差別的であるという指摘を受け、カバーニはまもなく投稿を削除した。悪意はなかったと見られるものの、問題行動に当たる可能性があることからイングランドサッカー協会(FA)が調査に乗り出したと伝えられている。
カバーニはユナイテッドの公式サイトを通じて「日曜日の試合後に投稿したメッセージは、友人への愛情のこもった挨拶であり、試合後の彼の祝福に感謝したものだった。僕がやった最後のことは、誰かに不快感を与えることだった。人種差別には完全に反対だ。解釈が異なる可能性があると指摘を受けた後、すぐにメッセージを削除した。心よりお詫び申し上げます」と、謝罪している。
また、ユナイテッドは「エディンソンのメッセージに悪意が全くないことは明らか。誤解される可能性があると指摘された後、すぐに削除した。エディンソンは、意図的ではない問題行動があったとして謝罪している。ユナイテッドと全ての選手は、人種差別との戦いに全力で取り組んでいる」とコメントしている。意図的ではないにせよ、カバーニに対して何らかの処分が下されるかもしれない。
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