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ステフェン・ベルハイス（オランダ代表／背番号10）
生年月日：1991年12月19日（28歳）
20/21リーグ戦成績：10試合出場／9得点5アシスト

　昨季は途中終了してしまったリーグ戦で15得点を奪い、得点王に輝いた。オランダリーグでは別格のタレントで、今季もその実力を遺憾なく発揮して圧倒的な違いを生み出している。左利きの右ウィングで、右サイドからカットインしての強烈なシュートが十八番の形だ。

　開幕から量産体制に入り、すでに二桁得点達成はほぼ間違いなし。中盤まで下がってテンポよくボールをさばきながら、決定的な局面に顔を出して、組み立てからフィニッシュまで全てをこなす。さらにキャプテンとしてもチームを引っ張り、オランダ代表にも定着した。

ブライアン・リンセン（オランダ／背番号11）
生年月日：1990年10月8日（歳）
20/21リーグ戦成績：10試合出場／1得点0アシスト

　小技よりも瞬発力や俊敏性で相手を抜き去る小柄なウィンガーだ。フォルトゥナ・シッタルトでプロデビューし、マーストリヒトやヘラクレス・アルメロ、フローニンゲン、フィテッセなどオランダ国内の中小クラブで実績を積み重ねてきた。VVVフェンロ時代には吉田麻也やカレン・ロバート、大津祐樹ともチームメイトだったことがある。

　今夏、フィテッセからフェイエノールトに加入すると左ウィングに定着した。昨季はリーグ戦で14得点を挙げるなど、得点力にも定評がある。今季はいまだ1得点だが、リンセンがゴールを決め始めれば現時点で無敗のフェイエノールトはさらに手のつけられない存在になるはずだ。

ニコライ・ヨルゲンセン（デンマーク代表／背番号9）
生年月日：1991年1月15日（29歳）
20/21リーグ戦成績：6試合出場／1得点0アシスト

　度重なる負傷などで加入1年目を頂点に評価は下がり続ける一方だ。以前は高さを生かして自らゴールネットを揺らすだけでなく、的確なポストワークからの急所に突き刺すようなラストパスでも鳴らしたが、それも過去の話になりつつある。

　今季も股関節に問題を抱えながらのプレーで出場機会もパフォーマンスも安定せず、不発が続いている。まだ29歳と復活が見込める年齢なだけに、まずは体調を万全に整え、かつてのような躍動感を取り戻したい。