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【写真:Getty Images】
ルシャレル・ヘールトロイダ(元U-19オランダ代表/背番号22)
生年月日:2000年7月18日(20歳)
20/21リーグ戦成績:9試合出場/3得点1アシスト
フェイエノールトが下部組織から輩出した最新作で、本職の右サイドバックのみならず、センターバックやセントラルMF、左サイドバックにも対応するマルチプレーヤーだ。オランダ各世代別代表の常連でもあり、将来的なA代表入りも期待される。
今年はイタリア『トゥットスポルト』が主催するゴールデンボーイ賞の候補60人に、久保建英らとともに選出された。トップチームに定着して2年目の今季はコーナーキックからすでに3発も叩き込んでいて、得点力も開花しつつある。
【写真:Getty Images】
ウロシュ・スパイッチ(セルビア代表/背番号25)
生年月日:1993年2月13日(27歳)
20/21リーグ戦成績:6試合出場/0得点0アシスト
2018年のロシアワールドカップにセルビア代表メンバーとして出場した経験を持つ実績豊富なセンターバックだ。今夏、ロシア1部のクラスノダールからの期限付き移籍でセンターバックの選手層に問題を抱えていたフェイエノールトに加入し、すぐさま定位置を確保した。
アヤックス戦前には対戦相手となる同胞のドゥシャン・タディッチに対し、「彼とは友人のままだが、ピッチの上ではそうじゃない。友情はタッチラインの外までだ」と発言。すでに身も心もフェイエノールダーになった。
【写真:Getty Images】
マルコス・セネシ(U-23アルゼンチン代表/背番号4)
生年月日:1997年5月10日(23歳)
20/21リーグ戦成績:10試合出場/2得点1アシスト
インテルのラウタロ・マルティネスらとともに2017年のU-20ワールドカップにアルゼンチン代表として出場したセンターバックの逸材だ。昨夏、母国のサン・ロレンソからフェイエノールトに移籍して欧州上陸を果たした。
加入当初は欧州サッカーへの順応に苦んだが、徐々に本来の落ち着きを取り戻して、今ではディフェンスラインに欠かせない大黒柱へと成長を遂げている。今季のリーグ戦は10試合にフルタイム出場中だ。空中戦に非常に強い。今月22日のフォルトゥナ・シッタルト戦では利き足の左で長距離のボレーシュートを豪快に叩き込んだ。
【写真:Getty Images】
リチアーノ・ハプス(元U-20オランダ代表/背番号5)
生年月日:1993年6月12日(27歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/3得点0アシスト
開幕から左サイドバックのレギュラーに定着し、10月にはリーグ戦3試合連続ゴールもあって非常に好調だった。しかし、11月下旬から「医学的な問題」によってリーグ戦を2試合連続で欠場している。フェイエノールトは明確な代役を見つけられていない。
離脱期間がどれくらいの長さになるか不透明だが、ヘールトロイダを右から左に回し、ベルト・ニューコープを右サイドバックに固定するプランが濃厚だろうか。10歳でアヤックスの下部組織で失格の烙印を押されて退団したが、AZアルクマールの下部組織でFWから左サイドバックに転向して花開いた。オランダリーグでは屈指の実力者だが、A代表歴はない。