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【写真:Getty Images】
ガストン・ブルグマン(ウルグアイ/背番号15)
生年月日:1992年9月7日(28歳)
20/21リーグ戦成績:6試合出場/0得点1アシスト
ウルグアイ・ロサリオ出身でペニャロール下部組織所属という経歴を持つが、2007年にエンポリの下部組織に入団。そのまま母国ではなくイタリアの地でプロデビューを果たしている。その後移籍したペスカーラでは腕章も巻くなど重要戦力としてプレー。そして昨年パルマ加入を掴み取っている。
ボール回収に長けており、攻撃面では非凡なパススキルとミドルシュートを武器に違いを作る。ペスカーラ時代には、そうしたスタイルがアンドレア・ピルロやマルコ・ヴェラッティらと比較されていたようだ。ただ、パルマでの立場は非常に微妙で、レギュラーの座が確立されているわけではない。
【写真:Getty Images】
エルナニ(ブラジル/背番号23)
生年月日:1994年3月27日(26歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/2得点1アシスト
アトレティコ・パラナエンセで育ち、2017年に欧州へとやって来たブラジル人MF。過去にSPAL移籍がほぼ確実とみられていた中で破断するということがあったが、昨年パルマに加入したことでついにイタリアの地へ足を踏み入れた。ちなみに昨季つけていた10番は今季、ヤン・カラモーに譲っている。
身長188cm・体重77kgという体躯を誇る選手で、セットプレー時の威力は目を見張るものがある。それに加え組み立てと崩しという両局面で発揮するセンスも決して悪くなく、隙を見出せば右足の強烈なシュートを次々と放ってくる恐ろしさも。まさに中盤に質と量をもたらせる存在だ。
【写真:Getty Images】
ヤスミン・クルティッチ(スロベニア代表/背番号14)
生年月日:1989年1月10日(31歳)
20/21リーグ戦成績:6試合出場/1得点0アシスト
母国スロベニアのベーラ・クライナからゴリツァというクラブに加入したが、そこからわずか半年でパレルモへ移籍。その後サッスオーロ、アタランタ、SPALなどでのプレーを経験するなどイタリア一筋のキャリアを築き上げており、今年1月に加入したパルマが実に同国での8クラブ目となっている。
まさにカルチョを熟知する男は派手なプレーこそ決して多くないものの、冷静にパスを捌いてチームを押し上げることができ、相手に身体をぶつけながらドリブルで前進できるパワフルさも兼備する。ボールキープ時に利き足である右に偏り過ぎず、左足を巧みに織り交ぜられる点も◎。
【写真:Getty Images】
ユライ・クツカ(スロバキア代表/背番号33)
生年月日:1987年2月26日(33歳)
20/21リーグ戦成績:8試合出場/1得点0アシスト
ユニフォームネームにもなっている「KUCO」の愛称で知られるスロバキア代表戦士。かつてミランで主力としてプレーしていた選手であり、元日本代表の本田圭佑ともチームメイトであった。パルマには2019年1月に加入しており、瞬く間に中盤において必要不可欠な存在となっている。
身長186cm・体重86kgという体躯から発揮されるパワーで次々と相手を無力化しながら前進することができ、守備ではハードかつ鋭いタックルで中盤に蓋をする、非常に勇猛果敢なMFだ。昨季は自身キャリアハイとなるリーグ戦6得点をマークしたが、果たしてパルマでの3年目はどうなる。