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【写真:Getty Images】
ヴァンサン・ロリニ(フランス/背番号16)
生年月日:1989年6月10日(31歳)
20/21リーグ戦成績:3試合出場/0得点0アシスト
フランス・ティオンヴィル生まれだが、両親がイタリア人。そしてこれまでのキャリアもすべてイタリアで築き上げているという31歳のベテランDFだ。エンポリで長くプレーした後にフィオレンティーナへ移籍し、昨季にパルマと2022年までの契約を結んでいる。
集中力を欠いてしまうことが玉に瑕だが、身長173cmの体躯からは想像できない厳しいタックルを持ち味としており、ドリブルでサイドを駆け上がることも好む。なお、パルマでは絶対的なレギュラーというわけではなく、新加入マクシム・ブシらと定位置争いを繰り広げている。
【写真:Getty Images】
ブルーノ・アウベス(ポルトガル代表/背番号22)
生年月日:1981年11月27日(39歳)
20/21リーグ戦成績:5試合出場/0得点0アシスト
ポルトガル代表として3度のワールドカップ出場とEURO出場を誇る大ベテランだ。パルマへ加入したのは2018年夏のことで、すぐさまキャプテンに就任&最終ラインの要となった。この守備職人がいなければ、クラブが2季連続でセリエAに残ることは難しかったと言っても過言ではないだろう。
今年で39歳となり、さすがにスピード勝負では強さを示すことができないが、身長189cmの恵まれた体躯を存分に生かした対人戦の強度は相変わらず。とくにエアバトルの勝率は今なおトップクラスだ。ちなみにパルマとの契約は2021年6月まで。今季がラストプレーとなる可能性も。
【写真:Getty Images】
リッカルド・ガリオーロ(スウェーデン代表/背番号7)
生年月日:1990年4月28日(30歳)
20/21リーグ戦成績:6試合出場/1得点1アシスト
2017/18シーズン、当時セリエBにいたパルマへ加入し、主力として3年ぶりのセリエA復帰に貢献したDF。本職はサイドバックだがセンターバックを務めることも可能で、新監督に就任したファビオ・リベラーニの下では主に後者で起用されている。ちなみに今季、パルマ加入後初めて背番号を変えた。
イタリア人の父とスウェーデン人の母の間に誕生した男は、2015年にスウェーデン国籍を取得。代表チームでズラタン・イブラヒモビッチとプレーすることを望んでいたからのようだ。そんな30歳は、昨季の第33節ミラン戦でイブラヒモビッチの強烈フリーキックを顔面でブロック。
【写真:Getty Images】
ジュゼッペ・ペッツェッラ(イタリア/背番号3)
生年月日:1997年11月29日(23歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/0得点1アシスト
2017年に行われたU-20ワールドカップでイタリア代表の銅メダル獲得に貢献したレフティー。身長185cmとサイドプレーヤーとしては大柄で空中戦に強く、長い足を生かしたボールブロックでもチームをサポートできる選手だ。一方で、パスやクロスの質には改善の余地を残している。
パレルモ在籍時に18歳という若さでセリエAデビューを果たし、上記した通りU-20W杯にも出場したが、そこからなかなか大きく成長できず。昨季加入したパルマでもリーグ戦先発は8試合に留まった。しかし、在籍2年目の今季は開幕から主力として奮闘中。ついに覚醒の時がきたのか。