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メッシが捧げたゴールに酷似。マラドーナ氏、27年前の母国復帰戦での強烈な一撃

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ
【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラ第11節のバルセロナ対オサスナ戦が現地時間29日に行われ、ホームのバルセロナが4-0で勝利を収めた。バルセロナのFWリオネル・メッシが記録した得点は、ディエゴ・マラドーナ氏のゴールに酷似したものだったとして注目されている。

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 史上最高の選手の一人と言われるマラドーナ氏が先週60歳で急逝したことはサッカー界に大きな衝撃をもたらし、先週末には世界中のクラブや選手たちが様々な形で同氏への思いを表した。同じアルゼンチン出身でありマラドーナ氏の後継者とされるメッシももちろん例外ではない。

 オサスナ戦でゴールを挙げたメッシはバルセロナのユニフォームを脱ぎ、下に着ていたニューウェルズ・オールドボーイズの背番号「10」のユニフォーム姿になってマラドーナ氏にゴールを捧げた。ニューウェルズはメッシが少年時代に在籍したクラブであり、マラドーナ氏も現役時代に在籍していた。

 メッシの得点はペナルティーアーク付近を右から左へドリブルで運び、左足でゴール右上へ強烈なシュートを叩き込んだ形。この得点は、マラドーナ氏が27年前に記録したゴールにそっくりであるとしてアルゼンチンやスペインなど各国メディアからの注目を集めた。左右は反対だが、マラドーナ氏のゴールは左から右へドリブルして右足でゴール左上へ決めたものだった。

 生涯を通して数多くのゴールを記録しているメッシとマラドーナ氏の得点の中に、似た形のものがあること自体は珍しくないかもしれない。だがマラドーナ氏がニューウェルズでプレーしたのは短い期間であり、ゴールを記録したのはその1点のみだった。

 マラドーナ氏がそのゴールを決めたのは1993年10月7日に行われたエクアドルのエメレクとの親善試合。欧州での活躍を経て11年ぶりの母国復帰初戦という注目の一戦であり、過去のインタビューによれば当時6歳のメッシもそのゴールを生で観ていたという。

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