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ニューカッスルって誰がいるの? 現在のスタメン、フォーメーションは? 武藤嘉紀は退団…大爆発中の新エースとは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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カラム・ウィルソン
【写真:Getty Images】

カラム・ウィルソン(イングランド代表/背番号13)
生年月日:1992年2月27日(28歳)
20/21リーグ戦成績:9試合出場/7得点2アシスト

 2部チャンピオンシップ降格となったボーンマスから加入した。昨季はリーグ戦8得点に終わっていたが、今季はすでに7得点。ハイペースでゴールネットを揺らし、早くもニューカッスルの前線で圧倒的な存在感を放っている。

 昨季はブラジル人FWジョエリントンが期待を裏切って得点力不足にあえいだニューカッスルは、今季も攻撃は個のクオリティに頼りがちなだけに、このストライカーのパフォーマンスがそのまま結果に反映される。チームの浮沈の鍵を握る新エースだ。

アラン・サン=マキシマン
【写真:Getty Images】

アラン・サン=マキシマン(U-21フランス代表/背番号10)
生年月日:1997年3月12日(23歳)
20/21リーグ戦成績:8試合出場/1得点1アシスト

 高い身体能力を生かしたドリブルが最大にして唯一の武器で、ボールを持てば多少強引でも愚直に縦へ縦へと仕掛けていく。故にボールロストも多いが、個人技頼りの現状では重要な攻撃オプションの1つだ。

 やや調子の波が大きいが、どんな相手を前にしても臆さず勝負を挑んでいく姿は痛快。ドリブルの突破力はそのままに安定感を高めていければ、将来的なフランス代表入りもあるだろう。黒いヘアバンドを巻いている姿がトレードマークで、プレースタイルも特徴的なため画面上でも非常に見つけやすい。

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30号_表紙_fix

『フットボール批評issue30』


定価:本体1500円+税
プレミアリーグ謀略者たちの兵法

≪書籍概要≫
監督は謀略者でなければならない。それが世界最高峰の舞台であるプレミアリーグであればなおのことだ。さらに中堅以下のクラブを指揮している場合は、人を欺く行為こそ生存競争を勝ち抜くために必要な技量となる。もちろん、ピッチ上における欺瞞は褒められるべき行為で、それこそ一端の兵法と言い換えることができる。
BIG6という強大な巨人に対して、持たざる者たちは日々、牙を研いでいる。ある監督は「戦略」的思考に則った「戦術」的行動を取り、ある監督はゾーン主流の時代にあえてマンツーマンを取り入れ、ある監督は相手によってカメレオンのように体色を変え、ある監督はRB哲学を実装し、一泡吹かすことだけに英知を注ぐ。「プレミアの魔境化」を促進する異能たちの頭脳に分け入るとしよう。



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