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【写真:Getty Images】
ウラジミール・ツォウファル(チェコ代表/背番号5)
生年月日:1992年8月22日(28歳)
20/21リーグ戦成績:6試合出場/0得点1アシスト
今夏、移籍期限ギリギリでスラヴィア・プラハからウェストハムにやって来たチェコ代表DFだ。第4節レスター戦でプレミアリーグデビューを飾ると、フル出場し3-0勝利に貢献。その後も右サイドのファーストチョイスとしてピッチに立ち続けているなど、さっそく指揮官の信頼を掴んでいる。
強度の高いプレミアリーグでも十分に通用する1対1の強さを兼備しており、出足の鋭いインターセプトで存在感を発揮することも可能。カバーリングの質も高く攻撃参加時にはクロスで魅せるなど、非常に総合能力の高い選手と言える。この男の万全な状態が続けば、ハマーズの右サイドは安泰か。
【写真:Getty Images】
ファビアン・バルブエナ(パラグアイ代表/背番号4)
生年月日:1991年8月23日(29歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/1得点0アシスト
2018年夏にコリンチャンスから加入したパラグアイ代表DFは、闘志を前面に押し出して敵を封殺できる「最終ラインの将軍」として知られた存在だ。昨季は消極的でミスが多くベンチを温めることも多かったが、在籍3年目の今季は再びファーストチョイスとして後方からチームをサポートしている。
セロ・ポルテーニョ下部組織出身のCBは早くから才能を現し注目を集めていたようだが、トップチーム昇格にはちょっとした困難が。それが、父親の存在。どうやらトップチームに上がる前に、息子に「もっと勉強してほしかった」ようだ。しかし、当時の監督の説得もあり無事に昇格。
【写真:Getty Images】
アンジェロ・オグボンナ(イタリア代表/背番号21)
生年月日:1988年5月23日(32歳)
20/21リーグ戦成績:9試合出場/0得点0アシスト
元日本代表指揮官のアルベルト・ザッケローニ監督率いるトリノでプロデビューを果たしたレフティー。その後メキメキと成長したDFは2013年にユベントス移籍を掴み取り、セリエAやコッパ・イタリア制覇などを経験している。そして2年在籍した後、活躍の場をイングランドへと移した。
ウェストハムでは難しい時期を過ごしたこともあったが、現在は最終ラインに欠かせぬ存在に。身長191cm・体重86kgの体躯から繰り出される高さと強さは抜群で、カバーリングの的確さはプレミアリーグでもトップレベルにあると言える。現在32歳だが、まだまだ身体を張り続けるだろう。
【写真:Getty Images】
アーロン・クレスウェル(イングランド代表/背番号3)
生年月日:1989年12月15日(30歳)
20/21リーグ戦成績:9試合出場/0得点3アシスト
2014年よりウェストハムでプレーしており、サポーターからの人気も高いというレフティーだ。本職はサイドバックだが、デイビッド・モイーズ監督用いる5バックシステムの場合は3バックの左センターバックを務めている。なお、昨年にクラブとの契約を2023年まで延長している。
最大の武器は左足のキック精度であり、高質なクロスからチャンスを生み出せることはもちろん、フリーキックのキッカーとしても非常に優秀である。一方でスピードやフィジカル強度は物足りない印象があり、サイドで1対1の対応を強いられた場合は「穴」となってしまうことも。
【写真:Getty Images】
アルトゥール・マスアク(DRコンゴ代表/背番号26)
生年月日:1993年11月7日(27歳)
20/21リーグ戦成績:8試合出場/0得点1アシスト
2016年にオリンピアコスから加入。それ以降、シーズンを重ねるごとに着実に成長している左利きのDFは、デイビッド・モイーズ体制下でその地位を不動のものとしつつある。ちなみにU-18、U-19はフランス代表としてプレーしていたが、2017年にDRコンゴへと忠誠心を切り替えている。
やや守備面で軽さが見られる点は否めないが、DFとは思えない高度な足下の技術を持っており、複数の選手に囲まれてもトリッキーな仕掛けで状況を打破できる力がある。パスセンスも決して悪くなく、90分間常に走ることが可能なスタミナも兼備する。なお、プレミアリーグでの得点は「0」。