「ファン・ペルシ」という名前の選手が毎週のようにゴールを重ねる姿を、数年後には再び目にすることができるかもしれない。伝説的ストライカーの息子が順調にキャリアを開花させつつあるようだ。

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　ファン・ペルシといえばもちろん、昨年現役を引退したロビン・ファン・ペルシ。アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドで2年連続のプレミアリーグ得点王に輝き、オランダ代表としても歴代最多の50ゴールを記録した稀代の点取り屋だった。

　その息子である14歳のシャキール・ファン・ペルシくんも、偉大な父親の才能を十分に受け継いでいるようだ。フェイエノールトの下部組織でプレーするシャキールくんの決めた鮮やかなボレーシュートが、10月のクラブ月間ベストゴールに選出された。

　ベストゴール選出はクラブの選んだ候補の中からSNS上でのファン投票を行う形で実施。下部組織だけでなくクラブ全体の月間ベストゴール賞であり、シャキールくんのゴールはトップチームのエースであり主将を務めるオランダ代表FWステフェン・ベルハイスのゴールより高い評価を受けた。

　ベストゴールに選ばれたのはアヤックスとの試合で左からのクロスに合わせてオーバーヘッド気味に左足で合わせたスーパーゴール。アクロバティックなゴールも得意としていた父親の姿を彷彿とさせるゴールだ。