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【写真:Getty Images】
フロリアン・トヴァン(フランス代表/背番号26)
生年月日:1993年1月26日(27歳)
20/21リーグ戦成績:9試合出場/3得点5アシスト
マルセイユが誇るエースで、多くのビッグクラブから注目を集めているレ・ブルーのアタッカー。水準以上のスピードを維持したまま発揮するドリブルは止めるのが困難なほど切れ味抜群で、ゴール前に侵入すれば他の選手にはないアイデアで相手に恐怖を与える。常に結果を残すことができる選手だ。
昨季は怪我の影響によりほとんどの試合で欠場を余儀なくされてしまったが、今季は万全な状態で挑むことができた。ここまではリーグ戦9試合で3得点5アシストの成績を収めているなど、昨季の鬱憤を晴らすかのように躍動している。このまま完全復活への道を進み続けたい。
【写真:Getty Images】
ダリオ・ベネデット(アルゼンチン代表/背番号9)
生年月日:1990年5月17日(30歳)
20/21リーグ戦成績:8試合出場/0得点1アシスト
それまでは北米や南米クラブでのプレーが続いていたが、昨年に29歳で欧州初上陸を果たしている。アルゼンチン人FWは新天地1年目からアンドレ・ビラス・ボアス監督の信頼を掴み出場を続けると、最終的にはリーグ戦で11得点をマーク。ストライカーとしての仕事をしっかりと果たした。
左右両足から放たれる正確かつ強烈なシュートを武器に持っており、フィニッシュワークはもちろんのことサイドに流れて起点となる動きも抜群に上手い。ただ、今季ここまでは公式戦ノーゴールと寂しい成績。マルセイユをより高みへと導くためにも、いち早くゴールを奪い殻を破りたい。
【写真:Getty Images】
ディミトリ・パイェ(フランス代表/背番号10)
生年月日:1987年3月29日(33歳)
20/21リーグ戦成績:6試合出場/1得点1アシスト
この男のパフォーマンスが結果を左右すると言っても過言ではない。10番を背負う33歳の影響力はそれほど絶大だ。派手なスピードを兼備しているわけではないが、テクニカルなドリブルや視野の広さとキックの精度を生かしたチャンスメークでスペシャルな存在感を示すなど、攻撃センスは抜群である。
2018/19シーズンは不調が長引いたことで批判の的となってしまったが、昨季はその雑音をかき消すようなハイパフォーマンスを披露。攻撃面でのクオリティーはもちろんのこと、守備での貢献度も高まるなど輝きを取り戻した。それだけに、今季もサポーターの期待は大きいはずだ。