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【写真:Getty Images】
ブバカール・カマラ(フランス/背番号4)
生年月日:1999年11月23日(21歳)
20/21リーグ戦成績:9試合出場/0得点0アシスト
マルセイユでのレギュラーポジションを10代で掴み取ったフランス期待の逸材だ。本職はセンターバックだが、昨季よりアンカーへコンバートされると秘めたる才能が開花。マンチェスター・シティやミランなどからの興味が噂されているなど、大きく評価を高め続けている。
高度なボール奪取能力の持ち主であり、広範囲をカバーできる機動力と運動量にも定評がある。CBからアンカーへと移されたのはそうした部分を大きく評価されたからこそだ。また、攻撃の起点になり得るパススキルもどんどんレベルアップしているなど、逞しさは増すばかりである。
【写真:Getty Images】
ヴァランタン・ロンジエ(フランス/背番号21)
生年月日:1994年12月7日(25歳)
20/21リーグ戦成績:9試合出場/0得点0アシスト
ナントの下部組織出身で、トップチームでは主将も務めるほど重要な存在だったが、昨年夏に約15億円という移籍金でマルセイユの一員に。アンドレ・ビラス・ボアス監督の用いる戦術に1年目からしっかりとフィットし、瞬く間に中盤の中心的存在になった。2年目の今季ももちろん主力の座は変わらない。
豊富なスタミナの持ち主であり、中盤はもちろんのことサイドバックの空けたスペースまでパトロールするなど守備範囲が広い。身長172cmと小柄だが、ボールホルダーを決して逃がさない粘り強いディフェンスにも定評がある。なお、マルセイユでは公式戦41試合に出場しているが、まだ得点はなし。
【写真:Getty Images】
モルガン・サンソン(フランス/背番号8)
生年月日:1994年8月18日(26歳)
20/21リーグ戦成績:8試合出場/2得点2アシスト
バイタリティーに富んだプレーで攻守に渡って貢献できる中盤の柱だ。ヴァランタン・ロンジエより攻撃性能に長けた選手であり、自ら奪ったボールを運んでチャンスを広げたり、高質なパスで得点への可能性を高めたりと、崩しの局面に絡み続ける。それに加えフィニッシュ精度も非凡だ。
在籍5年目となった今季も中盤の主力として活躍しており、ここまで8試合に出場して2得点2アシストと順調なペースで結果を残している。このハイパフォーマンスをできるだけ維持し、リーグ戦における自身のベスト(2017/18シーズン:9得点2アシスト)を更新できるかどうか注目だ。