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【写真:Getty Images】
ヘンリク・ムヒタリアン(アルメニア代表/背番号77)
生年月日:1989年1月21日(31歳)
20/21リーグ戦成績:8試合出場/5得点4アシスト
昨季は期限付き移籍でローマに在籍し、今季はアーセナルとの契約を解除して完全移籍に。そして新たな相方、ペドロと組んで躍動している。新型コロナウイルス感染の影響でエースのエディン・ジェコが欠場していたジェノア戦ではハットトリックも達成し、8試合で計9得点に関与する獅子奮迅の活躍ぶりだ。
ラストパスとフィニッシュの両面で常にハイパフォーマンスを約束するベテランは、ローマで崩しの核を担う。今年、母国アルメニアと隣国アゼルバイジャンが領土をめぐって紛争状態になった際には、世界各国に向けて停戦交渉に向けた介入を求める公開書簡を送った。
【写真:Getty Images】
ペドロ・ロドリゲス(元スペイン代表/背番号11)
生年月日:1987年2月16日(33歳)
20/21リーグ戦成績:8試合出場/3得点3アシスト
チェルシーとの契約が昨季限りで満了となり、フリーでローマに加入。すぐさま信頼を勝ち取ると、衰え知らずのアグレッシブなプレーで前線に活力をもたらした。バルセロナ時代にも数々のタイトル獲得経験のある百戦錬磨のアタッカーは、ピッチ内外でプロフェッショナリズムを体現する存在だ。
33歳にしてセリエA初挑戦だが、様々なポジションや役割を起用にこなすマルチアタッカーに環境の変化による影響はなさそう。ハードワークを怠らず、常に積極的で、恐れを知らない。どのチームにも、どんな監督にも欲しがられる選手である。
【写真:Getty Images】
エディン・ジェコ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表/背番号9)
生年月日:1986年3月17日(34歳)
20/21リーグ戦成績:5試合出場/3得点0アシスト
今夏はユベントス移籍が盛んに報じられ、決まりかけるも一転残留。34歳になっても得点力は衰え知らずのカピターノは、改めてローマに忠誠を誓った。序盤戦から好調なペースでゴールを重ねていたものの、現在は離脱が続いている。
11月上旬に新型コロナウイルスの陽性判定を受けると、なかなか陰性が出ないままだ。11月は公式戦1試合しか出場していない。レアル・マドリードから借り受けたボルハ・マジョラルも代役として奮闘するが、ジェコほどのパフォーマンスは見せられず。できるだけ早い完全復帰が待たれる。