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【写真:Getty Images】
ファビアン・ルイス(スペイン代表/背番号8)
生年月日:1996年4月3日(24歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/0得点1アシスト
スペイン代表のこれからを担っていくであろうレフティーで、バルセロナやレアル・マドリードらが獲得に興味を抱いている。ベティスからナポリへ加入し3年目となった今季は、それまでよりも一列下がった中盤底での起用が基本。より多くのタスクを担うなど、攻守両面のキーマンとなっている。
身長189cmと大柄ながらスペイン人らしく足下の技術もしっかりしており、ボールキープや非凡なパスセンスを駆使して組み立て、崩しの局面で違いを作り出している。また、一定の得点力も兼備しており、体躯に優れているため守備でも存在感を誇示できる。非常に万能と言えるだろう。
【写真:Getty Images】
ティエムエ・バカヨコ(フランス代表/背番号5)
生年月日:1994年8月17日(26歳)
20/21リーグ戦成績:5試合出場/0得点0アシスト
今夏は古巣ミランへの復帰を希望したが実現せず。ただ、そのミラン時代にもタッグを組んだジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が強く望んだことにより、セリエAへの復帰は実現。加入後さっそくコンスタントに出場機会を得ているなど、恩師の下で再び輝きを取り戻そうとしている。
フィジカルコンタクトの激しいフランスリーグで揉まれたパワーはこの男が誇る自慢の一つで、中盤において空中戦や地上戦をことごとく制して最終ラインをサポート。ボールを奪った後のダイナミックな攻め上がりも他のクラブにとって脅威となっている。今後も闘将に重宝されるはずだ。
【写真:Getty Images】
ドリース・メルテンス(ベルギー代表/背番号14)
生年月日:1987年5月6日(33歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/3得点3アシスト
今年6月にディエゴ・マラドーナの持っていたナポリ歴代最多得点記録(122得点)を更新した重鎮FWだ。契約満了を迎える昨季限りでの退団が確定かと思われたが、結果的に2022年までクラブと契約延長し、サポーターに歓喜を届けた。在籍8年目となる今季も、主力として奮闘する。
ここ一番での決定力が飛び抜けて高く、パスセンスも非凡でドリブルでも切り崩すことができるなど前線で多彩な顔をみせることが可能。4-2-3-1システムを採用する今季はトップ下としてプレーし、前線を活性化させている。とくに最前線ヴィクター・オシムヘンとの縦関係は破壊力満点。