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【写真:Getty Images】
ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(イタリア代表/背番号22)
生年月日:1993年8月4日(27歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/0得点1アシスト
昨年夏にエンポリから加入すると瞬く間に主力の座に君臨。そして同年10月にはイタリア代表デビューを果たし、シーズン途中にはマンチェスター・ユナイテッドからの興味も噂されるなど、今や国内屈指のサイドバックとなった。ちなみにもともとはFWの選手。ルッケーゼ下部組織時代にDFとなった。
スピードやフィジカルこそ飛び抜けていないが、オーバーラップのタイミングやクロス精度が秀逸で、イタリア人らしい堅実な守備対応にも定評がある。また、本職の右サイドだけでなく、左サイドやセンターバックでも高質なプレーを披露する。ナポリ2年目の今季も期待は大きい。
【写真:Getty Images】
コスタス・マノラス(ギリシャ代表/背番号44)
生年月日:1991年6月14日(29歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/0得点0アシスト
ギリシャが生んだセリエA屈指のセンターバックだ。身長189cm・体重83kgの恵まれた体躯を存分に生かした対人戦ではほぼ負けることがなく、その巨躯からは想像できない速さとビルドアップ能力も兼ね備えている。ちなみに彼の叔父はAEKアテネのレジェンドであるステリオス・マノラス。
5年を過ごしたローマを離れナポリにやって来たのは昨年のこと。しかし、相棒カリドゥ・クリバリとの連係がなかなか噛み合わず、1年目はやや不完全燃焼に終わった。それでも、今季は課題だったクリバリとの関係性が徐々に改善。ローマ時代のような存在感を取り戻しつつある。
【写真:Getty Images】
カリドゥ・クリバリ(セネガル代表/背番号26)
生年月日:1991年6月20日(29歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/0得点0アシスト
ナポリが世界に自慢するセネガル代表センターバック。身長195cm・体重89kgという立っているだけで威圧感のある体躯を誇っており、とにかくこの男は強く、高く、速い。それに加え危機察知能力や攻撃の起点となるパススキルも磨かれているなど、現代型CBとしてほぼ完成形にある存在だ。
今夏もお決まりのようにマンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマンへの移籍が噂されたが、結局は残留。ナポリで7年目のシーズンを迎えることになった。そして、例年通り開幕からスタメン出場を継続中。昨季は怪我に苦しんだが、今季はどこまでトップコンディションを維持できるか。
【写真:Getty Images】
エルセイド・ヒサイ(アルバニア代表/背番号23)
生年月日:1994年2月2日(26歳)
20/21リーグ戦成績:5試合出場/0得点1アシスト
2015年夏にナポリ移籍を掴み取ったアルバニア代表戦士は、近年なかなか満足いく出場機会を得られておらず、昨年夏には自身がクラブ退団を示唆していた。しかし、結局は残留すると、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督就任により状況は好転。ピッチに立つ機会を多く与えられるようになった。
身長182cmとサイドプレーヤーとしては大柄で、堅実な守備対応を持ち味としている。本職は右サイドだが、反対サイドでも遜色なくプレーできる点も魅力だ。しかし、この男の長年の課題は攻撃面のクオリティー。クロス精度やオーバーラップの質など、もう一段階のレベルアップが望まれる。