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【写真:Getty Images】
アンドニ・ゴロサベル(スペイン/背番号18)
生年月日:1996年8月4日(24歳)
20/21リーグ戦成績:8試合出場/0得点1アシスト
昨季はホセバ・サルドゥアの後塵を拝してリーグ戦14試合の出場にとどまったが、6月の中断明けからはコンスタントに出番を得た。その勢いのまま今季も序盤から右サイドバックの主戦に定着している。
直近のリーグ戦2試合は筋肉系の故障の影響でサルドゥアにポジションを譲っていて、今後右サイドバックの定位置争いはさらに激しくなりそう。2人ともソシエダの下部組織出身で、ポジションに穴を空けず、労を惜しまない安定感という意味でスタイルは似ている。
【写真:Getty Images】
アリツ・エルストンド(元U-21スペイン代表/背番号6)
生年月日:1994年3月28日(26歳)
20/21リーグ戦成績:9試合出場/0得点0アシスト
身長180cmと小柄だが、サイズのなさはスピードや予測能力の高さで補う。いち早く危険なスペースや選手を判断して鋭く寄せ、ボールを奪えば安全第一。いまやソシエダのセンターバックでは最も欠かせない選手の1人になった。
トップチームに定着して7年目の古株で、生え抜きということもあってロッカールームにおけるリーダーの1人でもある。ミケル・オヤルサバルが不在の試合ではキャプテンマークを巻くことも。
【写真:Getty Images】
ロビン・ル・ノルマン(フランス/背番号24)
生年月日:1996年11月11日(24歳)
20/21リーグ戦成績:8試合出場/0得点0アシスト
フランス北部の出身で、同国2部のスタッド・ブレストでプロデビューを飾った。ソシエダにやってきたのは2016年で、ようやく昨季からトップチームの一員に。昇格1年目で主力に定着するとリーグ戦31試合に出場して一気に台頭した。
長身でエルストンドとの補完性が高く、ビルドアップ能力も十分とチームのプレースタイルに合致する特徴を持つ。パワフルなタックルも見ものだが、球際の競り合いがやや雑で、小回りの利く相手アタッカーにあっさりかわされてしまうことも。遅咲きの部類に入るが、まだまだ伸びしろは大きい。
【写真:Getty Images】
ナチョ・モンレアル(元スペイン代表/背番号20)
生年月日:1986年2月26日(34歳)
20/21リーグ戦成績:5試合出場/1得点0アシスト
パンプローナ出身でオサスナから飛躍した左サイドバックは、昨夏、6年半を過ごしたアーセナルを退団して故郷バスク地方に帰還した。年齢的なものもあってフル稼働は厳しくなってきているものの、出場すれば常に高いレベルで安定したパフォーマンスを保証する。
下部組織出身の若手が多いチームにあって、スペイン代表やプレミアリーグでの経験も豊富なベテランの存在は大きい。精神的支柱、さらにプロとしての模範でもあり、プレー面でもチームを引っ張る。タイミングを心得た攻撃参加、全体のバランスを意識したポジショニング、有事にはセンターバックにも対応する守備スキルも兼ね備える。