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【写真:Getty Images】
ダニエル・ヴァス(デンマーク代表/背番号18)
生年月日:1989年5月31日(31歳)
20/21リーグ戦成績:10試合出場/1得点1アシスト
見た目は若々しいが実は今年で31歳というベテランだ。本職はセントラルやサイドのMFながら、ここ最近は右サイドバックとしての姿がすっかり定着。タッチライン際を駆け上がって繰り出す高精度クロスや堅実なディフェンスを武器に、攻守両面で存在感を放つことを可能としている。
ハビ・グラシア新監督の下でも右SBのファーストチョイスとして奮闘。ジョフレー・コンドグビアの退団直後には中盤底のポジションでも起用されたが、高いレベルでしっかりと務め上げた。今後もチームには貴重なマルチロールプレーヤーとして、重要な役割を担っていくことだろう。
【写真:Getty Images】
ガブリエウ・パウリスタ(ブラジル代表/背番号5)
生年月日:1990年11月26日(29歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/1得点1アシスト
2015年に加入したアーセナルではほとんど輝きを放つことができなかったが、2017年に入団したバレンシアでは瞬く間に守備の要となった。34歳のベテランDFであるエセキエル・ガライがチームから去った今季は、新たなディフェンスリーダーとしての重責も担っている。
フィジカル能力の高さを生かした激しく泥臭いマークで相手を制御することを可能とし、カードを恐れない鋭いタックルでピンチの芽を摘み取ることもお手の物。味方選手をカバーする守備範囲の広さも抜群だ。なお、ピッチ外ではムードメーカーとしての一面も持っている。
【写真:Getty Images】
ウーゴ・ギジャモン(スペイン/背番号15)
生年月日:2000年1月31日(20歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/1得点0アシスト
バレンシアの下部組織出身で今年2月にトップチームデビューを果たしたばかりの逸材だ。今季は開幕2試合をベンチで過ごしたものの、9月下旬にガブリエウ・パウリスタが負傷、そしてここ最近はムクタール・ディアカビが離脱したことで出番を確保。着実に評価を高めている。
身長180cmとセンターバックとしては小柄な選手で、やはり力強さという部分には物足りなさが残るが、判断力に優れており配給力も非凡なものを持っている。安定感という意味ではエリアキム・マンガラやディアカビに勝っていると言えるだろう。今後の更なる成長が楽しみだ。
【写真:Getty Images】
ホセ・ルイス・ガヤ(スペイン代表/背番号14)
生年月日:1995年5月25日(25歳)
20/21リーグ戦成績:10試合出場/0得点1アシスト
ロドリゴ・モレノやダニエル・パレホ、フェラン・トーレスら主力を大量に放出した今季のバレンシア。そんなチームを“新たな主将”として支えているのが、この小柄なレフティーだ。まだ25歳と若いが、クラブへの忠誠心、パフォーマンスレベル、そしてリーダーシップのすべてが申し分ない。
バレンシアの先輩であるジョルディ・アルバと同じようにオフ・ザ・ボールの動きが秀逸で、スペイン人らしい足下の高度な技術を駆使した仕掛けや崩しのクオリティーもピカイチ。また、近年は対人戦など守備の質もメキメキ向上中と、より隙の少ない選手へとなりつつある。