【写真:Getty Images】
イングランドでは、新型コロナウイルスの影響により現在実施されているロックダウン(都市封鎖)が解除される12月2日から、サッカーを含めたスポーツイベントの観客入場が一部認められることになった。英『BBC』などが伝えている。
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イングランドでは3月にウイルス感染拡大の影響でプレミアリーグなどの試合が中断されたあと、6月の再開以降も観客の入場が認められず。これまで無観客試合での開催が続いていた。
ボリス・ジョンソン英国首相は23日に今後のウイルス対策の新たな方針を発表。屋外でのスポーツイベントについては、感染リスクが最も低い「レベル1」の地域では最大4000人または収容人数の50%のうち低い方、「レベル2」の地域では最大2000人または収容人数の50%のうち低い方までの観客入場を認めるという方針が示された。「レベル3」の地域では入場は認められない。
スタジアムへの入場が可能になっても、Jリーグなどの場合と同様に応援スタイルに制限が設けられるかもしれない。『デイリー・メール』は、歌を歌うことや叫ぶこと、アルコールの摂取は禁じられる可能性があると述べている。
各クラブは政府による観客入場再開の決断を歓迎。南野拓実の所属するリバプールは「スポーツ会場へのファンの帰還を提案する政府の発表を歓迎する。(本拠地)アンフィールドのサポーター不在は非常に残念だった。安全になれば彼らを再び迎え入れるのを楽しみにしている」と声明を出した。
だが、リバプールではすぐに観客の入場が認められることはないかもしれない。『ザ・サン』などでは、ロックダウン明けから4000人の入場が認められるプレミアリーグクラブは英国南岸のサウサンプトンとブライトンのみ、2000人の入場が認められるのはロンドンの7クラブと北部のニューカッスルと予想。リバプールやマンチェスターのクラブなどは、当面はまだ無観客試合になると見込まれている。
【了】