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鹿島がベガルタ仙台下してACL圏浮上へ前進。3週間ぶり試合の柏レイソルは敗れる

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグ第28節の試合が21日に各地で開催されている。15時キックオフの試合では鹿島アントラーズとサガン鳥栖がそれぞれ勝利を収めた。

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 鹿島はアウェイでベガルタ仙台と対戦。前半立ち上がりの47分にはファン・アラーノの右サイドからのクロスに合わせたエヴェラウドがヘディング弾で今季16点目となるゴールを挙げて鹿島が先制した。

 さらに57分にはエリア手前にこぼれたボールを拾ったファン・アラーノが巧みにDFをかわして追加点。その5分後にもカウンターからエヴェラウドがファーポストへの正確なラストパスを送り、最後は上田綺世が流し込んだ。

 仙台は76分に長沢駿が3試合連続ゴールとなるヘディングシュートで1点を返したが、それ以上の反撃はならず。ACL圏内への浮上を目指す鹿島が3-1の勝利で貴重な勝ち点3を加えた。

 鳥栖はアウェイでの柏レイソル戦。新型コロナウイルス感染拡大の影響によりルヴァンカップ決勝とリーグ戦2試合が中止となっていた柏は3週間ぶりの試合となった。

 53分には樋口雄太からのクロスに合わせた林大地のゴールで鳥栖が先制。66分にも本田風智がゴール前で一旦こぼれたボールに反応して追加点を蹴り込む。

 GKキム・スンギュの好守でそれ以上の失点を阻んだ柏は、86分に得点ランキング首位のオルンガが今季24点目のゴールを挙げて1点差に。最後まで緊迫した展開となったが、鳥栖が2-1で逃げ切りに成功した。

【了】

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