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注目集めるドルトムントの16歳FW、ブンデス最年少出場記録更新なるか!? アウェイのヘルタ戦に帯同

text by 編集部 photo by Getty Images

ユスファ・ムココ
【写真:Getty Images】

 ドルトムントの下部組織(U-19)でプレーしている16歳のU-20ドイツ代表FWユスファ・ムココが、現地時間21日にアウェイで行われるブンデスリーガ第8節のヘルタ戦の帯同メンバーに選ばれた。この試合でブンデスリーガの最年少出場記録を塗り替えるかもしれない。

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 ムココは2019年にドルトムントU-17からドルトムントU-19に昇格し、2019/20シーズンは20試合で34得点9アシストを記録した。UEFAユースリーグでもインテルU-19戦やスラビア・プラハU-19戦で得点を決め、7試合で4得点1アシストしている。

 今季はA-ジュニア・ブンデスリーガ・ウエストで開幕戦から3試合連続のハットトリックを達成。DFBポカール・デア・ジュニアエンのSVヴェーエン・ヴィースバーU-19戦でも3得点決めて、早くも合計4試合の出場で13得点1アシストを記録していた。

 そして、現地時間20日に16歳の誕生日を迎えたことで、いよいよブンデスリーガ出場可能に。2006年8月6日に当時ドルトムントでプレーしていたヌリ・シャヒンが16歳335日という若さでヴォルフスブルク戦に出場し、ブンデスリーガの最年少出場記録を樹立していた。ムココがヘルタ戦でプレーすることになれば、この記録を更新することになる。

 また、現地時間24日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)のクラブ・ブルージュ戦も記録がかかる試合だ。現時点でムココはCL登録リストに入っていないが、ドルトムントのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるミヒャエル・ツォルク氏がCLのBリストに加えることを明言している。

 1994/95シーズンに当時アンデルレヒトでプレーしていたセレスティン・ババヤロ氏が16歳87日のCL最年少出場記録を保持しており、ムココがクラブ・ブルージュ戦に出場すれば、この記録を塗り替えることになる。果たして、ムココはプロの世界でどのような活躍を見せるのだろうか。

【了】

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