【写真:Getty Images】
アルゼンチンのエストゥディアンテスに所属していた元アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノが、15日に現役引退を発表した。この日開かれた会見でのコメントとともにクラブ公式ウェブサイトが伝えている。
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マスチェラーノは現地時間15日に行われたアルヘンティノス・ジュニアーズ戦に先発フル出場。0-1の敗戦に終わった試合後の会見で突然の引退を表明した。
「キャリアを終える時が来た。この数ヶ月に個人的に色々なことがあり、ずっと考えた結果、今日で終わりにするのが一番正しいことだと思った」とマスチェラーノ。「自分の仕事に100%の力を尽くしてきた。しばらく前から厳しくなってきており、エストゥディアンテスへの敬意を欠きたくはない」と続け、万全のコンディションでプレーできなくなったことが引退の決意に繋がったと説明している。
現在36歳のマスチェラーノはアルゼンチンの名門リーベル・プレートの下部組織から2003年にトップチームにデビュー。コリンチャンス、ウェスト・ハム、リバプール、バルセロナ、河北華夏、エストゥディアンテスでキャリアを歩んできた。特にバルセロナでは2010年から2018年までキャリアの中で最も長い期間を過ごし、2度のチャンピオンズリーグ優勝や5度のリーガエスパニョーラ優勝など数多くのタイトル獲得に貢献した。
アルゼンチン代表としても15年間にわたってプレーし、同国歴代最多の147試合に出場。2014年ワールドカップでは準優勝に貢献し、2018年ワールドカップを最後に代表を引退していた。五輪代表では2004年、2008年と2度の金メダルを獲得している。
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