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【写真:Getty Images】
ウィルマール・バリオス(ゼニト・サンクトペテルブルク/ロシア)
生年月日:1993年10月16日(27歳)
コロンビア代表成績:32試合出場/0得点0アシスト
アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズで絶大な人気を集めた後、ロシアの強豪ゼニト・サンクトペテルブルクへ活躍の場を移した守備的MF。コロンビア代表でも不動のアンカーとして活躍中で、昨年のコパ・アメリカ2019では一人で中盤のバランスを整えるなど、獅子奮迅のパフォーマンスをみせていた。
攻撃時の派手さはないが、無尽蔵のスタミナを駆使した広範囲のカバー力とボール奪取能力、そして対人戦の強さは目を見張るものがある。そのプレースタイルと貢献度の高さは、あのエンゴロ・カンテと比較されるほどだ。今後も27歳のMFはチームのためにボールを刈り続けるだろう。
【写真:Getty Images】
ジェフェルソン・レルマ(ボーンマス/イングランド)
生年月日:1994年10月25日(26歳)
コロンビア代表成績:22試合出場/1得点1アシスト
2017年に右サイドバックとしてコロンビア代表デビューを果たしたが、その後は中盤の一角としてプレータイムを重ね、着実に存在感を強めてきた。先月14日に行われたカタールワールドカップ・南米予選のチリ代表戦では7分という早い時間に嬉しい代表初ゴールをゲットしている。
鋭い読みとカードを恐れない激しい当たりでピンチの芽を摘み取る能力が高く、それらを90分間通して行い続ける豊富な運動量も兼備。ボールを奪った後の縦への飛び出しもダイナミックさ満点だ。所属するボーンマスは現在2部に所属するが、この男のレベルはそのカテゴリーに収まりきらないと言える。
【写真:Getty Images】
マテウス・ウリベ(ポルト/ポルトガル)
生年月日:1991年3月21日(29歳)
コロンビア代表成績:27試合出場/3得点0アシスト
コロンビア代表デビューは2017年、当時25歳と他の選手と比較するとやや遅いが、同代表内での存在感が濃くなるまでの時間はそうかからなかった。ロシアワールドカップやコパ・アメリカ2019で出場機会を重ね、昨年の韓国代表戦ではゲームキャプテンも担うなど、今や中盤に欠かせない選手となっている。
29歳のMFは無尽蔵のスタミナを搭載したボックストゥボックス型。味方を使うのも味方に使われるのも上手く、危機察知能力も抜群に優れており、コロンビア代表の中盤の中では比較的得点力もある方と、攻守において非常に万能で一つひとつのプレーもかなり効果的だ。幅広いポジションをこなす柔軟性も◎。