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【写真:Getty Images】
ヨシュア・キミッヒ(ドイツ代表/背番号6)
生年月日:1995年2月8日(25歳)
20/21リーグ戦成績:6試合出場/1得点4アシスト
バイエルンの中盤を支配する将軍は、代表ウィーク直前のボルシア・ドルトムント戦で右ひざの半月板を痛めて手術を受けることになってしまった。攻守に抜群の存在感を放っていただけに、来年1月末までの長期離脱はチームにとって大きな痛手だ。
今後、代役を務めることになるのはフランス代表のコランタン・トリッソだろうか。あるいはベテランのハビ・マルティネスや、新加入のスペイン人MFマルク・ロカも控えている。新たな中盤のポジション争いにも注目したい。
【写真:Getty Images】
レオン・ゴレツカ(ドイツ代表/背番号18)
生年月日:1995年2月6日(25歳)
20/21リーグ戦成績:6試合出場/1得点2アシスト
キミッヒの長期離脱が決まり、中盤の軸としてこれまで以上のハイパフォーマンスが期待される。主将のノイアーがバイエルンに欠かせない選手の1人として、トーマス・ミュラーやロベルト・レヴァンドフスキ、ダビド・アラバと同等の価値があると名前を挙げたのがゴレツカだった。
CLのグループステージ第2節、ロコモティフ・モスクワ戦でゴールを決めた際にパヴァールと熱い抱擁を交わすと、腕の筋肉がゴツすぎてユニフォームの左袖が縫い目に沿って裂けるという珍事もあった。リーダーシップを備えた25歳のセントラルMFは、精神面やパフォーマンスのみならず、肉体的にも驚異的な進歩を遂げている。
【写真:Getty Images】
トーマス・ミュラー(元ドイツ代表/背番号25)
生年月日:1989年9月13日(31歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/4得点5アシスト
昨季はブンデスリーガ記録を塗り替える21アシストを記録したが、今季もそれを超えるペースでアシストを量産している。リーグ戦ではすでに5アシスト、CLでも3試合で3アシストと多くのゴールを生み出してきた。
さらに自らゴールを陥れるのも朝飯前。神出鬼没の動きでマークをかわし、いつの間にか危険なスペースに現れてゴールネットを揺らしている。ドイツ代表ではボアンテングと同様に構想外の扱いを受けているが、いまだにドイツ随一のアタッカーであることに疑いはない。