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【写真:Getty Images】
ミラン・シュクリニアル(スロバキア代表/背番号37)
生年月日:1995年2月11日(25歳)
20/21リーグ戦成績:3試合出場/0得点0アシスト
マンチェスター・ユナイテッドやバルセロナなど、多くのクラブが注目している守備職人だ。スピード不足は否めないものの、それを補う読みの鋭さと駆け引きの上手さはピカイチで、対人戦の強さも光るものが。足下の技術も非凡で軽率なミスが少ないなど、ビルドアップ時の貢献度も高い。
昨季終盤からやや調子を落とし、今季リーグ開幕戦はベンチ。その後2試合に出場したものの、新型コロナウイルスに感染するなど再び戦線離脱を強いられてしまった。しかし、先日のアタランタ戦で復帰。フル出場を果たし相手を最少得点に抑えている。ここから遅れを取り戻すことができるか。
【写真:Getty Images】
ステファン・デ・フライ(オランダ代表/背番号6)
生年月日:1992年2月5日(28歳)
20/21リーグ戦成績:5試合出場/0得点0アシスト
最初から最後まで安定したパフォーマンスを披露した昨季はセリエA選出の最優秀DFに輝いた。もちろん今季もアントニオ・コンテ監督からの信頼は揺らいでおらず、ここまでリーグ戦5試合、チャンピオンズリーグ全試合に出場中。3バックシステムの不動のリベロとして、最終ラインを牽引している。
読みの鋭さが抜群で、相手より先にアクションを起こしては自由を奪うことを可能とする。身長189cmと大柄な体躯ながら機動力もあるため、広範囲のカバーリングもお手の物だ。また、空中戦の強さは世界トップレベル。セットプレー時には大きなターゲットとなって、相手を恐怖へと陥れる。
【写真:Getty Images】
アレッサンドロ・バストーニ(イタリア代表/背番号95)
生年月日:1999年4月13日(21歳)
20/21リーグ戦成績:4試合出場/0得点0アシスト
昨季アントニオ・コンテ監督の下でブレイクを果たしたイタリア期待のセンターバックだ。最大の特徴は身長190cmという恵まれた体躯を誇りながら足下の技術もしっかりとしている点。長短のパスを巧みに使い分けたり、ドリブルで持ち運んだりとビルドアップ時に絶大な存在感を放つことを可能としている。
当初は課題とされていた1対1の対応もここ最近は成長の跡が見られており、ゲームを重ねるごとに積極的なプレーも目立つようになってきた。もちろんまだまだ守備スキル全般に関しては精度を高めていく必要がありそうだが、現在21歳と伸びしろは十分。今後も目が離せない。