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アトレティコ・マドリード最新スタメン全選手紹介&フォーメーション。シメオネ10年目、スアレス加入とジョアン・フェリックス覚醒で変化

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

キーラン・トリッピアー(イングランド代表/背番号23)
生年月日:1990年9月19日(30歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/0得点1アシスト

 唯一のアイドルと公言するデイビッド・ベッカムと同じように、キーラン・トリッピアーは精度の高い右足のキックを持つ。そして、ベッカムと同じくイングランドからスペインへと渡り、レアル・マドリードのライバルクラブで主力に定着した。

 アトレティコ移籍の際に内部情報を漏らして賭博に関与した疑いをかけられ、10月に事情聴取をされたと報じられた。シメ・ヴルサリコが膝の再手術を受けたため、右サイドバックのバックアッパーはトップチームでの経験がないリカルド・サンチェスしかいない。トリッピアーが出場停止等の処分となればアトレティコにとっては大きな痛手となるだろう。

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【写真:Getty Images】

ステファン・サヴィッチ(モンテネグロ代表/背番号15)
生年月日:1991年1月8日(29歳)
20/21リーグ戦成績:6試合出場/0得点0アシスト

 ステファン・サヴィッチは休養が与えられたウエスカ戦を除き、すべての試合で先発。リーグ戦7試合でわずか2失点というチームの結果が、サヴィッチを含めた守備陣の好調ぶりを表している。

 今季はここまで公式戦9試合に出場しているが、警告を一度も受けていない。守備面での安定感はチームでも屈指で、そのパフォーマンスが指揮官の信頼につながっているのだろう。

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【写真:Getty Images】

ホセ・ヒメネス(ウルグアイ代表/背番号2)
生年月日:1995年1月20日(25歳)
20/21リーグ戦成績:2試合出場/0得点0アシスト

 昨季は度重なる怪我の影響もあり、加入1年目だったフェリペの後塵を拝した。オフにはリバプールやマンチェスター・シティが獲得に乗り出したと報じられたが、ホセ・ヒメネスは残留を決断している。

 開幕直前に新型コロナウイルスやコンディションの影響で10月31日が今季のファーストゲームになったが、以降はサヴィッチとともに最終ラインで起用されている。自身が不在だった間はフェリペやマリオ・エルモソが起用されていたが、現時点ではヒメネスがポジション争いを一歩リードしている。

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【写真:Getty Images】

レナン・ロディ(ブラジル代表/背番号12)
生年月日:1998年4月8日(22歳)
20/21リーグ戦成績:4試合出場/0得点1アシスト

 ロディは昨季、アトレティコ・パラナエンセから加入した。初めてのラ・リーガの舞台で試合を重ねるごとに成長し、アトレティコの左サイドバックに定着している。

 アトレティコは控えのサイドバックが若いマヌエル・サンチェスのみ。ロディに代わってエルモソが先発したカディス戦では3バックを採用している。ブラジル代表とクラブの試合を両立する中で、いかにロディを休ませられるかがチームの課題になるだろう。

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