【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第7節のレバークーゼン対ボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)戦が現地時間8日に行われ、ホームのレバークーゼンが4-3で勝利を収めた。この試合でボルシアMGのオーストリア代表MFヴァレンティーノ・ラザロが決めたスーパーゴールが話題となっている。
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試合は前半を2-2の同点で折り返したあと、後半にレバークーゼンが2点を奪って突き放す。残り4分と表示された後半アディショナルタイムの3分以上が経過し、もはや敗色濃厚となったボルシアMGだったが、最後にとんでもないゴールが生まれた。
最後の攻撃を繰り出したボルシアMGは、右サイドのパトリック・ヘアマンがゴール前へクロスを入れる。ヘディングで合わせようとしたマティアス・ギンターは届かず、その奥にいたラザロもボールの軌道に対して前に入り込んでしまう。だが咄嗟に右足を後方に振り上げたラザロは、絶妙なヒールキックでボールをゴール左隅へ送り込んだ。
試合の最終結果には影響を及ぼさないゴールとなったが、美しい一撃を各国メディアが絶賛。独紙『ビルト』は「ズラタンスタイル」「まさにドリームゴール」、スペイン紙『マルカ』は「イブラ以上」「2020年プスカシュ賞候補」などと伝えている。
“スコーピオンキック”と呼ばれるこの形の得点といえば、ズラタン・イブラヒモビッチがパリ・サンジェルマン時代に決めたものや、2017年プスカシュ賞を受賞したオリビエ・ジルー(当時アーセナル)のゴールなどが有名。ラザロの一撃も年間ベストゴールを争うことになるかもしれない。