【写真:Getty Images】
日本のサガン鳥栖でも最後にプレーし、昨年限りで輝かしいキャリアに幕を下ろした元スペイン代表FWのフェルナンド・トーレス氏。リバプール公式ツイッターアカウントでは、そのトーレス氏がちょうど10年前の試合で見せた見事なパフォーマンスを振り返っている。
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アトレティコ・マドリードで生え抜きのスター選手として飛躍したトーレス氏は2007年にリバプールへ完全移籍。当時のクラブ史上最高額となった移籍金が支払われるなどの期待に応え、1年目でリーグ戦24得点を叩き出すなどの活躍でイングランドでもトップスターの一人となった。
リバプールでの最後のシーズンとなった2010/11シーズンの11月7日、プレミアリーグ第11節の試合でチームはチェルシーと対戦。それまで10試合で2得点という低調なシーズン序盤戦を過ごしていたトーレス氏が改めてその実力を示す一戦となった。
前半11分、ディルク・カイトからの浮き球パスを受けてエリア内へ抜け出すと、トラップからシュートまで一切無駄のない完璧な動きで名手ペトル・チェフを破る。さらに44分、エリア左でパスを受けたところから中央へ持ち込み、チェフも棒立ちで見送るしかない鮮やかなシュートをゴール右隅へ突き刺してみせた。
約3ヶ月後の冬の移籍市場では、この日の対戦相手だったチェルシーへと移籍することになる。それから10年の時を経て、今でもリバプールのレジェンドとして愛され続けている。