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【写真:Getty Images】
マット・ドハーティー(アイルランド代表/背番号2)
生年月日:1992年1月16日(28歳)
20/21リーグ戦成績:5試合出場/0得点0アシスト
リーグ戦にELとほとんどフル稼働で奮闘している。ウォルバーハンプトンからやってきた右サイドバックは抜群のタフネスを武器に、セルジュ・オーリエとのポジション争いで数歩前に出ている。
サッカーゲームの「FIFA」シリーズ最新作における自身のシュート能力「64」には不満なご様子。まだリーグ戦で得点やアシストを記録していないが、攻撃面での貢献度は高いだけに、現実の活躍でゲーム内の評価を覆したい。
【写真:Getty Images】
トビー・アルデルヴァイレルト(ベルギー代表/背番号4)
生年月日:1989年3月2日(31歳)
20/21リーグ戦成績:4試合出場/0得点0アシスト
10月になってレギュラーの座を取り戻した。古参のチームリーダーの1人で、ヤン・フェルトンゲンが抜けたディフェンスラインの柱としても期待がかかる。プレーの安定感ではダビンソン・サンチェスやジャフェット・タンガンガの追随を許さない。
モウリーニョ監督が就任してから契約を3年延長しているが、最近はスピード対応に苦慮する場面も見られる。とはいえ抜群のフィード力やカバー範囲の広さは健在で、4バックと3バックの両方に対応できる魅力も。10月末のバーンリー戦では試合中の接触プレーで頭から流血し、包帯を巻きながら戦った。まだまだ頼り甲斐のあるディフェンスリーダーだ。
【写真:Getty Images】
エリック・ダイアー(イングランド代表/背番号15)
生年月日:1994年1月15日(26歳)
20/21リーグ戦成績:6試合出場/0得点0アシスト
モウリーニョ監督のもとで本来のポジションであるセンターバックに固定され、高いパフォーマンスを維持している。センターバックとしては最も出場試合数が多く、それは指揮官からの信頼ゆえだろう。
9月末のカラバオカップ(リーグカップ)のチェルシー戦で試合中に突然ピッチを飛び出し、トイレに向かってモウリーニョ監督に大目玉を食らった。SNSにはダイアーを追いかける監督の映像も拡散され、PK戦で勝利した後にはマン・オブ・ザ・マッチのトロフィーはお漏らしの危機を救ってくれた便座に捧げた。
【写真:Getty Images】
セルヒオ・レギロン(スペイン代表/背番号3)
生年月日:1996年12月16日(23歳)
20/21リーグ戦成績:3試合出場/0得点2アシスト
センターバックと併用でELなどに回るようになったベン・デイビスから左サイドバックのレギュラーの座を奪いつつある。まだリーグ戦の出場は3試合だが、プレミアリーグ第5節のウェストハム戦、同第7節のブライトン戦と出番をもらった2試合連続で貴重なアシストを記録した。
特にブライトン戦ではレアル・マドリード時代からの同僚であるガレス・ベイルのトッテナム復帰後リーグ戦初得点を演出。高い攻撃力とクロス精度だけでなく、絶好調のソン・フンミンのサポート役としての価値も高い。クラブ施設内にベイルのためのゴルフのショートホールが設置されたことを暴露した若者は、このまま主力に収まるか。