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長友佑都、チェゼーナ歴代ベスト左SB候補に。在籍半年で「心に残るのに十分だった」

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
【写真:Getty Images】

 イタリア・セリエC(3部)のチェゼーナは、ポジションごとのクラブ歴代ベストプレーヤーを選ぶ投票企画を公式SNSで実施している。左サイドバック部門の候補には、現在マルセイユに所属する日本代表DF長友佑都も選ばれた。

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 長友が2010/11シーズンの前半戦に所属したACチェゼーナは、その後2部降格と1部復帰を繰り返したあと2018年に破産してクラブ消滅。現在のチェゼーナFCはその後設立されたが、後継クラブとして歴史を引き継いでいる。

 各ポジションの歴代最高選手候補を選出する中で、長友も左サイドバック部門の候補4人の中に選ばれた。「日本人DFがチェゼーナで過ごした時期は駆け足だった。わずか16試合の出場だったが、インテルからの関心を引きつけ、それから長年を経ても人々の意識と心の中に残るのに十分だった」とクラブ公式ウェブサイトは述べている。

 長友は南アフリカワールドカップでの活躍で評価を高めたあと、2010年夏にFC東京からの買い取りオプション付きレンタルでチェゼーナへ移籍。20年ぶりのセリエA復帰を果たしたチームでシーズン前半を過ごし、半年後の2011年1月には強豪インテルへと移籍することになった。

 その他の歴代最高左サイドバック候補は、1960年代から70年代にかけてプレーしたパオロ・アンモニアーチ氏、長友と同時期にも在籍していたマウリツィオ・ラウロ氏、2014年のセリエA昇格などに貢献したフランチェスコ・レンゼッティ(現キエーボ)。長友以外はいずれもチェゼーナで100試合以上に出場した選手たちとなっている。

【了】

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