【写真:Getty Images】
Jリーグの村井満チェアマンは26日、リーグ所属選手による不祥事が相次いでいるとして遺憾の意を表明する公式コメントを出した。
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「度重なるJリーグの選手による不祥事が発生していることに対し、Jリーグ全体を統括する立場として、心よりお詫び申し上げます」とチェアマンはコメント。リーグを代表して謝罪の思いを表した。
「コロナ禍で非常に困難な状況が続く中でもJリーグ、Jクラブを支えてくださるファン・サポーター、パートナー各社、ホームタウンの皆さま、そして社会全体の信頼を裏切る行為であり、プロサッカー選手である前に社会の一員として、断じて許されるものではありません。Jリーグにとって、サッカーでの勝ち負け以前に一番大事なことは、地域に貢献し必要だと思って頂くことです。ですから、我々が地域の皆さまに迷惑をかけるような存在だとしたら、それは地域における我々の存在意義を失うことに繋がります」と村井チェアマンは続けている。
「改めて再発防止に関する指導を行い、クラブ・リーグスタッフ、選手、関係者一人ひとりの意識向上に向け尽力する所存です」とコメントは結ばれ、リーグとして真摯な対応を取っていく姿勢が示されている。
Jリーグでは先月から今月にかけて選手が法令違反などを犯す行為が頻発。J2のアルビレックス新潟では酒気帯び運転などの道路交通法違反で書類送検されたFWファビオとFWペドロ・マンジーの2選手が契約解除となり、J1のベガルタ仙台では交際していた女性に対するDV行為で逮捕されたと報じられたMF道渕諒平が解雇された。26日にはJ1のガンバ大阪に所属するFWアデミウソンが警察からの任意捜査を受けて酒気帯び運転などが発覚したことが発表されている。
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