【写真:Getty Images】
先週末に行われたオランダ・エールディビジ第6節の試合で、アヤックスがVVVフェンロに「13-0」という驚愕のスコアで大勝を飾った。エールディビジにおける1試合の最多得点記録を塗り替える数字だ。
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今回の試合で塗り替えられる以前の記録も、同じくアヤックスが48年間にわたって保持していた。1972年5月に行われたフィテッセとの試合で達成した「12-1」というスコアだった。
当時のアヤックスは3年連続の欧州制覇を成し遂げるなどまさに黄金時代を謳歌しており、その中心にいたのは言わずと知れたヨハン・クライフ氏。オランダが生み出したサッカー界最高のレジェンドの一人だ。
フィテッセに大勝を飾った歴史的一戦でも、クライフ氏はチーム最多の4得点を叩き出した。アヤックスの公式ツイッターアカウントではその貴重な映像が紹介されている。
自身の名が冠されることになったターンをはじめとする華麗な足技で知られるクライフ氏だが、このフィテッセ戦ではダイビングヘッドや高い打点からの一撃などヘディングで3得点。「空飛ぶオランダ人」という愛称は軽やかなプレースタイルに由来するものだとしても、この試合では文字通り空を飛ぶ姿を見せている。