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ガンバ大阪、FWアデミウソンに謹慎処分。練習に向かう車で酒気帯び運転、接触事故

text by 編集部 photo by Getty Images

アデミウソン
【写真:Getty Images】

 J1のガンバ大阪は26日、同クラブに所属するブラジル人FWアデミウソンが道路交通法違反の容疑で任意捜査を受けるという事案が発生したことを明らかにした。クラブ公式ウェブサイトで発表を行っている。

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 クラブの発表によれば、アデミウソンは25日朝にチームトレーニングに向かうため車を運転。午前8時35分頃に大阪府茨木市内の近畿自動車道内で隣の車線の車と接触したが、本人は接触と認識せず、そのまま練習場へ向かってトレーニングに参加したとのことだ。

 トレーニング終了後にアデミウソンは警察から任意同行を求められ、約4時間の事情聴取を受けた。その際に行われたアルコール検査の結果、アデミウソンからは基準値を超えるアルコールが検出された。同選手は酒気帯び運転および報告義務違反を犯したことになる。

 現時点でクラブはアデミウソンに対してクラブハウスへの立ち入りを禁じる謹慎処分を下したと発表。捜査終了後に改めて処分を決定するとされている。

「今回の事故で被害にあわれた方に対して深くお詫び申し上げます。多くのファン・サポーターの皆様やパートナー企業の皆様、ホームタウンの皆様、そしてJリーグならびにサッカー関係者の方々にはご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」「今回の事態を厳粛に受け止め、所属選手の服務規律の遵守およびコンプライアンスに関する意識を徹底いたします」とG大阪は謝罪の言葉を述べている。

 現在26歳のアデミウソンは2015年に横浜F・マリノスでプレーしたあと2016年からG大阪に在籍。J1で通算154試合に出場して42得点を記録している。今季は21試合で6得点を挙げており、事案発生前日の24日に行われたJ1第24節の柏レイソル戦でも終了間際の決勝ゴールを挙げたばかりだった。

 Jリーグでは先日、J2のアルビレックス新潟でもブラジル人FWファビオが酒気帯び運転で取り締まりを受け、同乗していたスペイン人FWペドロ・マンジーとともに書類送検される事案が発生。両選手はその後クラブとの契約解除が発表された。

【了】

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