【写真:Getty Images】
ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーヴ監督が、ドルトムントの下部組織(U-19)で活躍する15歳のU-20ドイツ代表FWユスファ・ムココを絶賛した。23日にブンデスリーガ公式が報じている。
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11歳で頭角を現したムココは2015年6月にザンクト・パウリからドルトムントの下部組織に移った後、順調にカテゴリーを駆け上がり、2018/19シーズンは当時13歳ながらドルトムントU-17で25試合に出場し46得点8アシストの活躍を見せた。そして、2019/20シーズンはドルトムントU-19へ昇格し、20試合で34得点9アシストを記録する。UEFAユースリーグでもインテルU-19戦やスラビア・プラハU-19戦で得点し、7試合で4得点1アシスト決めた。
ムココの勢いは止まらず、今季は開幕してからU19-ブンデスリーガウエストとDFB-ポカールデアジュニアエンの3試合連続でハットトリックを達成する好スタートを切っている。15歳ながらU-20ドイツ代表にも招集されるようになり、着実に成長を続けている。
11月20日に16歳の誕生日を迎えると、トップチームの選手としてブンデスリーガでプレー可能に。また、ドルトムントのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるミヒャエル・ツォルク氏が、ムココをチャンピオンズリーグ(CL)のBリストに登録すると明言している。
そんな中、レーヴ監督がブンデスリーガ公式のインタビューに答え、ムココについて言及した。ムココの将来性について問われると「まだムココを生で見たことはないが、元ドルトムントU-19指揮官のミヒャエル・スキッベ氏と話をしたことはある。また、いくつかのビデオを見たことがある。彼は2、3歳も年上の選手に対してU-19リーグで多くのゴールを決めており、あの年齢で常にユースチームで重要な役割を果たしている。彼は滅多に出会うことがない才能を持った選手だ」とし、「これまでのところムココはユースチームで傑出している」と、ムココの才能を高く評価している。いつの日か、ドイツ代表に招集することも考えているかもしれない。
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