【写真:Getty Images】
イタリア代表などの元監督であるマルチェロ・リッピ氏は、監督業から引退することを表明した。イタリア『ラディオ・スポルティーヴァ』が22日付で同氏のコメントを伝えている。
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現在72歳のリッピ氏は昨年11月に中国代表監督を辞任。その後はチームを率いていなかったが、このまま監督業を終えることを明らかにした。
「監督としての私の仕事は完全に終わった。これでいいだろう。監督はもういい」とリッピ氏。その上で、他の役職でサッカーに関わり続ける可能性は否定せず。来年春以降に何らかの形で活動を再開することにも意欲を示している。
リッピ氏は1982年に34歳で現役を引退したあと、サンプドリアのユースチームで指導者としてのキャリアを開始。イタリア国内ではナポリ、ユベントス、インテルなどの有力クラブで監督を歴任し、特にユベントスでは5度のセリエA優勝や1996年チャンピオンズリーグ優勝などを成し遂げた。
2004年にはイタリア代表監督に就任し、2006年ワールドカップでは同国を24年ぶりの世界制覇に導いた。キャリアの終盤は中国で過ごし、広州恒大でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝などを成し遂げたのに続いて、2016年から昨年まで中国代表監督を務めた。
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