【写真:Getty Images】
スペインサッカー連盟(RFEF)の競技委員会は21日、ビジャレアルの日本代表MF久保建英に対してバレンシア戦で提示された2枚目のイエローカードおよび退場処分を撤回する決定を発表した。
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久保は現地時間17日に行われたリーガエスパニョーラ第6節のバレンシアとのダービーマッチに交代出場。ビジャレアルの決勝ゴールに繋がるヒールパスも出したが、後半アディショナルタイムの92分には相手選手との交錯で2枚目のイエローカードを受けて退場となった。
ウナイ・エメリ監督は試合後に久保の退場を不服とし、異議申し立てを行うことを表明していた。競技委員会ではクラブから提出された訴えと映像証拠を確認の上、警告は妥当ではなかったとの判断を下した。
久保が2枚目のイエローカードを受けたプレーについては、「警告を受けた選手は明らかに先にボールに到達してボールをクリアしており、その後避けられない形で両選手の接触が生じた」とRFEFの公式文書は記述。久保から相手選手に対する危険なプレーではなかったと判断し、警告とそれに伴う退場処分を取り消すとしている。
これにより、久保は今週末に行われる第7節カディス戦で出場停止処分を受けることはなく、出場が可能となる。ここまでリーグ戦6試合で先発出場なしと苦戦が続いている久保だが、先発を争うチャンスは失わずに済むことになった。
【了】