【写真:Getty Images】
リバプールではカップ戦などで徐々に結果を出しながらも、プレミアリーグでは依然として出場機会獲得に苦戦している南野拓実。地元紙『リバプール・エコー』は21日付記事で南野のブレイクへの期待を示している。
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南野は今年1月にリバプールに加入したあと、今季最初の公式戦となったコミュニティ・シールドのアーセナル戦では待望の公式戦初ゴールを記録。カラバオ・カップ(リーグ杯)ではリンカーン・シティ戦で2得点などの活躍を見せた。だがプレミアリーグでは開幕からの5試合で3回の交代出場にとどまっている。
リバプールでは、十分に時間をかけて新戦力をチームに馴染ませるのがユルゲン・クロップ監督の定番の手法であることがたびたび指摘されている。現在では不動のレギュラーとなったDFアンドリュー・ロバートソンにとっても2018年1月のマンチェスター・シティ戦が飛躍へのきっかけとなったように、南野の場合も後から振り返ればアーセナル戦がターニングポイントとなったと言えるかもしれない、と地元紙は述べている。
リバプールは現地時間21日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)初戦でアヤックスと対戦する。南野は「昨季レッズを相手に印象的なプレーを見せたこの大会で駆け出し、スタートボタンを押したいと望んでいるだろう」と『エコー』紙。昨季前半戦までオーストリアのザルツブルクに所属していた南野は、CLで対戦したリバプールからゴールを奪うなどの活躍で注目を集めた。
「いまやマージーサイドに馴染んだように見える南野は、プレミアリーグのタイトル争いを続けていくリバプールに新たな次元を提供する上で重要になるかもしれない」と今後に向けた期待が示されている。南野はその期待に応え、本格的に結果を残し始めることができるだろうか。
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