【写真:Getty Images】
バレンシアに所属する19歳の韓国代表MFイ・ガンインは、ビジャレアルとのダービーマッチにベンチ入りしながらも不出場に終わった。スペイン紙『マルカ』では同選手の置かれた現状に注目している。
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ビジャレアルの日本代表MF久保建英と並んで、アジアを代表する有望な若手選手と評価されているイ・ガンイン。17日に行われたバレンシア対ビジャレアルのダービーマッチは、本来なら両者の日韓対決としても大きな注目を集めることになっていたかもしれない。
だが今季先発出場のない久保はこの試合でも交代出場となり、決勝ゴールに絡みはしたが終了間際に退場。一方のイ・ガンインはベンチに入ったまま出場することなく、今季初の不出場となった。
「チームの攻撃の大きな基準点となるはずだった。だがイ・ガンインにとって予定通りには事が運んでいない」「韓国人選手にとって非常にデリケートな時期」とスペイン紙は同選手の現状について記述。レバンテとの開幕戦では2アシストを記録してバレンシアの勝利に貢献する順調なスタートを切ったが、その後は先発から外れるなど困難な状況にあることを伝えている。
中心選手としてプレーできない状況が続けば、今年夏に続いて再び移籍が噂され始めるかもしれない。『マルカ』は19日にイ・ガンインの代理人が練習場に姿を見せていたことにも注目し、バレンシア側は契約延長を望んでいるものの、「継続的にプレーできなければサインはしない」というのが同選手側の立場だと伝えている。
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