【写真:Getty Images】
スペイン2部のレガネスに所属する日本代表MF柴崎岳は、チームのセットプレーのキッカーとして評価を高めつつある。スペイン紙『アス』が19日付記事で柴崎のキックを称賛した。
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今季からレガネスに加入した柴崎は、11日のジローナ戦は日本代表招集のため欠場したが、17日のログロニェス戦では先発復帰。前半に敵陣内左サイドでのフリーキックから柴崎の上げたクロスが相手選手のハンドを誘い、決勝点となるPKの獲得に繋がった。
レガネスは柴崎の欠場したジローナ戦も含めて2試合連続で無得点での敗戦を喫していたが、ログロニェス戦では「セットプレーというオアシスを見つけた」と『アス』紙は論評。柴崎については「レガネスの新たなプロジェクトの中で重要度を増しつつある。特にセットプレーでは経験豊富なキッカーを務めている」と述べた。
先制点のPK獲得に繋がったボール以外にも、柴崎のキックは多くのチャンスを演出していたとして評価されている。「ログロニェス戦では特に危険なチャンスの多くがガクのキックから生まれていた」と振り返った。
だが柴崎はチームの唯一無二のキッカーというわけではなく、ジローナ戦で決定機を生み出していてルベン・パルドなどとの競争が激しいことも指摘。「ここまではガクとルベン・パルドが効果的なキッカー」としながらも、他にも数人のスペシャリストがチーム内にいるとして名前を挙げている。
日本代表でも、13日のコートジボワール代表戦で植田直通による終了間際の決勝ゴールをFKからアシストした柴崎。クラブでも今後さらなるゴールを生み出すことが期待できるかもしれない。
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