【写真:Getty Images】
ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、新型コロナウイルス感染の陽性反応が確認された後の行動が感染予防のプロトコルへの違反にあたるという指摘に反論を行っている。
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UEFAネーションズリーグ出場のためポルトガル代表に合流していたC・ロナウドは、11日にパリで行われたフランス代表との試合後の検査でウイルス感染が判明。そのまま隔離を行うのではなく、トリノへ戻って自宅で隔離を行うことになった。
イタリアのスポーツ大臣を務めるヴィンチェンツォ・スパダフォーラ氏は、クラブ内で感染者の出ていたユベントスを離れてポルトガル代表に合流したことも含めて、C・ロナウドの行動がプロトコル違反にあたる可能性があると指摘。「保健当局の認可を得ていないのであれば、私はそう(違反した)だと思う」とイタリアメディアでコメントしていた。
これに対し、C・ロナウドは16日に自身のインスタグラムで反論。「名前は言わないがイタリアのある人物が、僕がプロトコルに従わなかったと言った。それは単純に嘘だ。全てのプロトコルに従ったし、今後も従い続ける。全て許可を得て行ったことだ」と主張している。移動に際しては救急航空機や救急車を用い、誰との接触もなかったと説明した。
スパダフォーラ氏も、C・ロナウドの発言に対して再びやり返した。「特定の選手に優れた名声や技術があるからといって、傲慢になったり、敬意を欠いたり、嘘をついたりしていいわけではない。逆に有名になればなるほど責任を感じて良き模範となるべきだ」とイタリア『ANSA』にコメント。その上で「この問題を続けるつもりはない。これ以上何も言うことはない」と舌戦に終止符を打っている。
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