【写真:Getty Images】
ブラジルのサントスは16日、先日加入が発表されていた元ブラジル代表FWロビーニョとの契約を停止することが合意に達したとして発表を行った。
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トルコのイスタンブール・バシャクシェヒルを退団してフリーとなっていたロビーニョは、サントスと今季末までの短期契約を交わしたことが今月10日に発表された。経営難に苦しむ古巣を助けるため、月給わずか1500レアル(約2万8600円)という形式的な報酬のみでの異例の契約となった。
だが、イタリアでプレーしていた際に婦女暴行事件を起こしたとして禁錮9年の判決を受けたロビーニョの加入に対してはSNS上などでファンからの抗議の声も上がっていた。サントスとの契約打ち切りを決めるスポンサー企業も出てくる事態となり、クラブはロビーニョ加入の撤回を余儀なくされた。
「サントスとロビーニョ選手は双方の合意により、10月10日に交わした契約の効力を停止することで決定した。選手はイタリアでの訴訟における自身の弁護のみに集中できるようにする」とクラブは発表を行っている。
ロビーニョ自身もインスタグラムでサントスとの契約停止を発表。「僕の目的はあくまでサントスを助けることだった。自分が邪魔になるのなら身を引いて個人的な問題に集中した方がいい。愛するファンに向けて無実を証明する」とコメントを述べた。
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