【写真:Getty Images】
アーセナルがビジャレアルに所属する23歳のスペイン代表DFパウ・トーレスの獲得を画策しているようだ。英メデイア『エクスプレス』が現地時間16日に報じた。
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マンチェスター・ユナイテッドが今夏獲得に興味を示していたと伝えられていたトーレス。アーセナルは同選手をユナイテッドから横取りしようとしているようだ。アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が同選手の獲得を熱望しているという。
同メディアによると、トーレスの移籍金は3500万ポンド(約48億円)が見込まれているという。果たして、アーセナルはビジャレアルのCBを獲得することになるのだろうか。
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『フットボール批評issue29』
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≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。
“新アーセナル様式”の今後を追う。
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【了】