【写真:Getty Images】
レガ・セリエAのCEOを務めるルイージ・デ・シエルボ氏が、ナポリをユベントス戦棄権扱いで0-3敗戦としたことについて、妥当な判断だったとの見解を示している。15日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じた。
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争点となったのは現地時間4日に行われる予定だったセリエA第3節のユベントス対ナポリの試合。ユベントスとナポリの両クラブに新型コロナウイルスの陽性者がいたものの、中止に値する人数を満たさないことから、ユベントスはナポリとの試合を予定通りに行うことを公式声明の形で主張。リーグ側も「ユベントス対ナポリの試合は明日(4日)20時45分より予定通りに開催する」との声明を出している。
ナポリはユベントスとの試合に向けて現地時間3日の夜にトリノへ向かうことを予定していたが、現地保健当局の指示により足止めされた。そして、試合当日にトリノ入りすることが出来ず、現地時間4日に行われる予定だったセリエA第3節のユベントス対ナポリの試合が中止になっている。
不可抗力による試合中止だったとナポリ側は主張したが、その主張はリーグ側に認められず。セリエAの懲戒委員会が14日、ユベントスを3-0勝利扱いにすると共に、ペナルティとしてナポリから勝ち点1を剥奪する決定を下した。
この決定に対し、不服とするナポリが上訴を検討しているとの情報がある。だが、ルイージ・デ・シエルボ氏は「私たちの使命は、大会が確実に終了するようにすること。したがって、レガ・セリエAはユベントス対ナポリの試合を延期することは出来なかった」とし、「ナポリから提供された情報は、試合の延期を保証するものではなかった」と答え、ナポリをユベントス戦棄権扱いで0-3敗戦としたことについて、妥当な判断だったとの見解を示している。
【了】