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“チップキック”の代名詞。71歳のパネンカ氏が退院。一時重体で集中治療室に入るも回復

text by 編集部 photo by Getty Images

アントニーン・パネンカ
【写真:Getty Images】

 チェコ1部のボヘミアン・プラハ1905が14日、自宅で倒れて緊急搬送された71歳のアントニーン・パネンカ会長が退院したと発表。

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 パネンカ氏は現地時間7日に倒れ、病院へ緊急搬送された後に集中治療室に入った。クラブの発表によると、新型コロナウイルスの感染と重度の肺炎が確認され、2日間ほど危篤状態だったという。そして、治療の甲斐あって危篤状態を脱し、新型コロナウイルスの検査でも陰性反応に変わったことで、医師が病院にいる必要はないと判断し、在宅治療に変更されたとのこと。

 パネンカ氏は現役時代にチェコスロバキア代表として活躍。1976年に行われたUEFA欧州選手権では、決勝戦のPK戦でチップキックを決め、今ではチップキック(パネンカ)の代名詞となっている。現在はボヘミアン・プラハ1905の会長を務めていた。

【了】

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