【写真:Getty Images】
今季のビジャレアルでここまで先発出場がなく、短い出場時間しか得られていないMF久保建英。このままの状況が続いたとすれば1月にレンタル先が変更される可能性もあるとして、スペイン紙『アス』は昨季の前例に注目している。
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数多くのクラブが獲得に関心を示す中、成長へのステップアップのために最適なクラブとしてビジャレアルを選んだ久保だが、ここまでは苦戦。リーガエスパニョーラ開幕から5試合は全て交代出場で、合計55分ほどのプレー時間にとどまっている。
保有権を持つレアル・マドリードも、ビジャレアルでの久保の現状には満足していないとみられている。今後はヨーロッパリーグやコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)なども始まって試合数が増えることもあり、状況の推移を見守る考えだとされているが、移籍市場が再び開く1月を迎える頃の状況次第ではレンタル先変更の可能性も予想されている。
『アス』はマドリーがシーズン途中で選手のレンタル先を変更した例として昨季のDFヘスス・バジェホとGKアンドリー・ルニンのケースを紹介。それぞれウォルバーハンプトンとバジャドリードで前半戦に十分にプレーできていなかったが、1月にはグラナダとオビエドにレンタル先が変更されて出場機会を増やした。
特にバジェホのケースでは、マドリーは「中立の姿勢」を取りつつ、選手本人の意志を尊重してレンタル先の変更を決めたとされている。久保に関しても「環境を変えたいという意志を示したとすればマドリーはその決断を尊重するだろう」と、本人の希望次第で1月から他クラブへのレンタルとなることもあり得るとみられている。
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